女優・綾瀬ゆりを母に持つ城戸梓沙は、叔父の厚志と二人暮らし。
両親はクリスマスの日、交通事故で帰らぬ人になった。
自身も子役として芸能活動をしていたが、それを機に引退。
”両親の死”は彼女に大きな心のダメージを負わせた。
幼なじみの架月、諒はそんな梓沙を友達として守っていこうと約束した。
だが、梓沙の友達で架月の所属する事務所「オーキッズ」の研修生(Seed)の
アキラとケイトは、梓沙を一人の女の子として守りたいと思っていた。
そんな中、ケイトは両親の仕事の都合でイギリスに行く事になった。
見送りに来た梓沙にケイトは、
「次に帰ってきた時は、俺を1番に選んでくれよ」
と言うが、恋愛感情より深い愛情を求める梓沙は、それをケイトからの拒絶の言葉と
受け取る…。
梓沙の父・勇士の見出したユニット、「JIN−X(ジンクス)」の新たな展開を模索する
厚志は、弟分にあたるユニットを作り、売り出す事を決めた。
そのオーディションの演技審査で相手役をやる事になった梓沙は、ケイトに瓜二つの
少年・佐久間蓮治と出会う――。
梓沙は自分が女の子で、しかもモテている事に全く気付いてない設定です。
だから、昔(デビュー前)一緒に住んでいた「ジンクス」の陣内拓巳と一緒の布団で寝た
事も…。周りの男どもは無意識に振りまかれるフェロモンにメロメロになるらしい。
こっちは梓沙主体の恋愛モノです☆
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